現役時代は東進衛星予備校に通い集団授業を受けるもただ受けっぱなしで内容が身に付かずに受験は全敗。
浪人生として2か月遅れを取るも勉強量と努力量で勝利し青山学院大学だけでなく計6校もの大学に合格を成し遂げました。
青山学院大学
青山学院大学は渋谷区にメインキャンパスを持つ私立大学で難関私立大学群のMARCHに分類され偏差値は55.0~65.0を誇っています。今回合格した教育人間科学部の偏差値も62.5と高く、法政大学や立教大学・関西学院大学・中央大学・大阪府立大学・東京学芸大学などと肩を並べる難関大学です。
リクルート進学総研が関東・東海・関西エリアの高校生に「進学ブランド力調査・知名度が高い大学ランキング」と称してアンケートを取ったところ第2位に青山学院大学が輝くほどの知名度・ブランド力を誇っています。大学三大駅伝で上位常連校であったり、田中みな実さんや小林麻耶さん・賀来賢人さん・加藤シゲアキさん・椎名桔平さんなど誰もが知る有名人を輩出した名門大学としても知られています。
またスタディサプリ進路が高校3年生を対象に行った「大学ブランドランキング2020最新版」ではおしゃれな大学ランキングで立教大学や慶応義塾大学を押さえて堂々の1位になるなど知名度だけでなく高校生から好感度・憧れの高い大学です。
東進衛星予備校に通うも受験全滅
現役時代は東進衛星予備校に通い集団授業を受けながら受験に挑みますがただ授業を受けっぱなしの状況で身に付きません。
集団授業で基礎から応用の解き方・コツを教わっても最終的に自分のものになるように落とし込むのは自分のため勉強方法がわからないと習得することができません。なんだかんだどこかは受かるだろうと思いながら受験勉強を続けるも12月の最後の模試の結果が悪く無理だと確信。案の定現役で受験した大学は全部不合格。浪人生として再挑戦することを決意します。
浪人生になって通う塾・予備校を探すも4・5月はコロナ禍のため自宅でおとなしく勉強します。基礎の復習に取組みながら塾を探しますが予備校は4月から1年単位でカリキュラムが組まれているため間に合いません。途中からでも入塾でき、勉強方法を教えてくれる塾を探しているところ知人に武田塾を紹介してもらい6月に入塾し特訓を始めます。
1週間で400単語を暗記
遅れを取って6月に武田塾に入塾をし特訓を開始すると予備校に通っていた時とは異なり1週間に400単語の暗記など大量の宿題が出され、これだけやらないと合格できないのかと勉強量の差に驚愕するも7~8時間近くかけてこなします。遅めのスタートと浪人という事もあり常に人より危機感を感じながら勉強したおかげで間延びせずにきっちりと勉強に取り組むことができました。
最初は7~8時間近くかけて宿題・課題をこなしますが間に合わない時はそれ以上の時間をかけてでも大量の課題・宿題を丁寧にこなします。
毎回の特訓で確認テストが行われ、点数が上がり始めたことで早い段階から成果を感じ始めました。
受験で使う科目は英語・国語・世界史の3科目と小論文のため塾でも対策に取り掛かります。
英語は『システム英単語[5訂版]』で大学入試に頻出される英単語をひたすら暗記し、センターから早慶レベルに対応できる『ネクステージ』を用いて英文法の基礎を固めます。現代文は『入試漢字マスター1800+』でただ単に漢字を覚えるのではなく漢字の意味や成り立ちなど根本から暗記し『［改訂版］現代文キーワード読解』で少しレベルの高い現代文演習をこなします。
古文は『読んで見て覚える重要古文単語315』で読解するのに必要な古文単語を身に付け『［改訂版］富井の古典文法をはじめからていねいに』と『富井の古文読解をはじめからていねいに』で古典文法を学びながら演習を通してインプットとアウトプットを同時に行います。
武田塾模試で成果が出る
8月に行われた第2回武田塾模試では青山学院大学の判定がDでしたが11月に行われた第3回目武田塾模試ではC判定に上げることができ、偏差値も全体的に上がりました。
【第2回武田塾模試】
・英語(リーディング) 57
・英語(リスニング) 50.8
・国語 46
・世界史B 53.7
・英国社 50.4
【第3回武田塾模試】
・英語(リーディング) 60.7
・英語(リスニング) 59.4
・国語 67.4
・世界史B 58.4
・英国社 64.6
全体的に偏差値が上がっていますが英語のリスニングは約9も偏差値が上がっており、国語はなんと21.4も偏差値を上げています。出された宿題を100%で着実にこなしていった成果が出始めました。
常にネガティブ思考で志望校を下げる！？
公立高校の出身で小さいころから自学自習の環境がななく、スポーツに没頭。小学生の時から部活動優先に取り組み、テストの時は前日に徹夜して詰め込んで挑んでいたため早慶やMARCHを挑戦する人より基礎学力がないと思い込んでしまっていましたが段階テストで失敗せずに全教科8割を獲得できた経験が励みになります。
MARCHレベルの段階突破テストまでは順調に進むも早慶の段階突破テストで壁に直撃します。
早慶上智・難関国公立レベルの英語長文が載った『関正生の英語長文ポラリス(3 発展レベル)』と早慶レベルの長文が解き方から正解の根本の解説まで記載された『やっておきたい英語長文700』で演習を積みますが、段階突破テストで出題された問題は文章量と単語の難易度で時間が足りず4割程度解いたところで心が折れてしまいます。
「MARCHのどこかに行けたらいいかなという感覚で一応早慶第1志望！」という感じだったため、第1志望をMARCHまで下げようとしますがなんとか踏みとどまり第1志望は早慶のまま。規模が小さくアットホームで生徒さん同士のコミュニケーションも頻繁にあった鶴見校に通っていたため浪人生独特の孤独の戦いにならなかったことが勉強を諦めない気持ちに繋がりました。
青学以外にもMARCH合格
共通リサーチでは法政大学と神奈川大学でA判定をもらうも他の大学はB・C判定。共通テストの結果が思っていたより良かったので一般の出願をMARCH以上に絞ります。共通リサーチでD判定をもらっていた中央大学は合格していないだろうと思っていたところ見事合格。青山学院大学の結果が出る前に中央大学に合格します。
A判定が出ておらず、入試も小論文で解答速報などもないことから不合格だと思っていた青山学院大学にも無事合格します。
中央大学と青山学院大学以外にも法政大学・明治学院大学・東洋大学・神奈川大学の計6大学に合格。中央大学と青山学院大学のどちらに進学するかで悩むも武田塾の先生や友人の意見・自分が学びたいことは何かを真剣に考えた結果、校風が自分に合っており興味のある教育関連について学ぶことができる青山学院大学へ進学を決めました。
東進で受験失敗。自分に合った勉強法で青山学院大学合格 | まとめ
集団授業で受験勉強を進めるも学んだことをうまく自分のものにすることができず、受験は全敗。
浪人1年目の6月から武田塾で特訓を開始し、見事に青山学院大学合格を掴み取りました。
日大とMARCHレベルの段階突破テストまでは順調に進みます。早慶レベルで大きな壁を感じ第1志望をMARCHに下げようとしますが塾のアットホームな温かさで何とか留まります。1つ1つの課題・宿題を丁寧にかつ大量にこなすことで基礎を徹底的に固めることができ、志望校の青山学院大学以外にも中央大学や法政大学など計6個の大学に合格します。
勉強は量より質と言いますが勉強量があまりにも少ないといくら質が良くても意味がない。だからたくさんの量を努力してこなしたと述べていました。
大量の宿題を確実に全部こなし、かつ丁寧に自分のものにしていった成果が青山学院大学合格という形で現れました。
